値上げになる場合も?JAL国内線の運賃見直しの検討

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日本経済新聞の記事で、「JALが国内線の早期割引廃止 23年から、一部値上げも」という報道がありました。

日本航空機内イメージ
参照元:日本航空公式サイト

日本航空(JAL)は2023年から国内線の基本運賃を見直す。普通運賃のほかに「先得」など8種類ある早期割引を廃止し、予約の変更ができるかなどの条件の違いを基にした3種類ほどの運賃に絞る。低採算の値引き販売を減らすため一部の顧客には値上げとなる。新型コロナウイルス禍で利用客が落ち込んでおり、コスト削減と合わせた運賃の見直しで業績を底上げする。

引用元:日本経済新聞社

現在のJAL運賃タイプ

現在の日本航空(以下「JAL」)の運賃タイプは以下のものになります。
(※一部地域限定の運賃タイプは除く)

赤字になっているものが、今回変更対象になると思われる運賃タイプです。

普通運賃当日まで購入と予約変更が可能なスタンダードな運賃。
先得28日、45日、55日、75日前までの早めの予約でおトクな運賃。
特便割引2121日前までの予約でもまだまだおトクな運賃。
特便割引1・3・7前日・3日・7日前までの購入でおトクな運賃。
JALビジネスきっぷ急な出張や突然の予定変更など、当日の予約・変更が可能でマイルもたまるおトクな運賃。
おともdeマイル割引マイルで家族や友達とおトクにご利用いただけます。ご同行者は割引運賃にてご搭乗できます。
特別乗継割引、乗継割引7・28直行便がなくても、乗継割引運賃でおトクにご搭乗いただけます。
当日シニア割引満65歳以上の方で、ご搭乗日当日の空席利用でおトクな運賃。
スカイメイト満12歳以上26歳未満の方で、ご搭乗日当日の空席利用でおトクな運賃。
JAL運賃タイプ

上記運賃ですが、例えば、2022/2/12の羽田→伊丹便の場合は以下の設定になり、先得の8,450円が最安です。

2022/2/12の羽田→伊丹便 運賃①
2022/2/12の羽田→伊丹便 運賃①
2022/2/12の羽田→伊丹便 運賃②
2022/2/12の羽田→伊丹便 運賃②

10/26時点で、2022/2/12は75日以上ありますので、「先得」が最安値になっています。
(赤字になっているものは、今回変更対象になると思われる運賃タイプです。)

普通運賃26,250円(280マイル)
往復割引23,850円(280マイル)
JALビジネスきっぷ17,650円(280マイル)
特便(特別割引1)13,450円(210マイル)
先得(ウルトラ先得)8,450円(210マイル)
おともdeマイル割引11,250円(210マイル)
株主割引13,400円(210マイル)
障がい者割引15,600円(280マイル)
2022/2/12の羽田→伊丹便 運賃

運賃タイプが変わるとどうなる?

おさらいですが、運賃タイプの変更ポイントは以下の通りです。

  • 普通運賃のほかに「先得」など8種類ある早期割引を廃止
  • 予約の変更ができるかなどの条件の違いを基にした3種類ほどの運賃に絞る

これだけ見ると、LCCの運賃タイプに似ていると思いませんか?
下記はピーチの運賃タイプで、まさに予約の変更などによってタイプが分かれています。

LCC ピーチ 3種類の運賃タイプ

ピーチご予約ガイド(3種類の運賃タイプ)
参照元:ピーチ公式サイト(ご予約ガイド)

ですので、JALの今後の運賃もLCCのようなダイナミックプライシング(空席連動型運賃)になるのではないかというのが個人的な予想です。

もしJALがダイナミックプライシング(空席連動型運賃)を採用した場合の予想

  • 「○日前」と言った区切りでの運賃割引はなくなる
  • 先の日程でも人気がある路線は先得や特便よりも運賃が高めになる
  • 逆に空席が少なくなると運賃が上がる(最大で現在の普通運賃くらいの価格)
  • 直前の購入も多いビジネス客がどう反応するかは未知数
  • ANAも追随してくる可能性がある

JAL側にすると合理的な価格設定になるものの、ユーザー側からしたら値上げになる路線もあるので、市場の反応が気になるところです。

またANAとJALは割と方針を真似しがちなところもあるので、ANAがどう動くかも注目したいところです。

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