実は安全!航空会社のLCCのメリット・デメリット解説

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Point:
1. LCCは工夫してコストを抑えているため運賃が安い
2. LCCの検査や機材の安全性はJALやANAと同水準
3. ただ安いだけではなく、イマイチな面もあるので上手く使い分けを

近年、航空会社の中でも国内はジェットスターやピーチ、アジア圏だとエアアジアやチェジュ航空などを代表とする『LCC(格安航空会社)』と呼ばれるものを耳にする機会が増えてきました。

LCCとはLow Cost Carrierの略で、直訳すると「コストが低い航空会社」となります。

LCC=Low Cost Carrier
LCCはLow Cost Carrierの略

「コスト」というのは航空会社とユーザー両方の側面から言えるもので、JALやANAなどのFSC(フルサービスキャリア:LCCと対立軸の表現として使われることがあります)と比較するとサービスが簡素で預け手荷物料金や座席指定が有料となる点が最も大きな特徴として挙げられます。(※航空会社や料金タイプによってサービスは異なります。)

他にも、以下のような工夫をしてコストを下げた結果、運賃も安くなる仕組みです。
運賃については国内線はセールだと1,000円以下、セールでなくても3,000円台くらいからの設定になっています(運賃以外にかかる料金で結局いくらか上乗せされるのですが。。)

  • 辺鄙な場所に空港やターミナルがある場合がある
  • 機材(飛行機)を同じものに統一することで運用コストを下げる
  • 席間の隙間を埋めて1便でより多くの乗客を運ぶ
  • 機材稼働時間を上げて飛行機が飛ばない時間を減らす

LCCはコストを削減しているということで、安全に対するコストも削減しているのでは?という意見を耳にしますが、LCCの安全基準に関してはFSCと同様に厳しい審査を通過する必要があるため、検査や機材などの安全性についてはそれらと同水準と言えます。

ここまでの話だと、「安全だし少し我慢すればFSCより遥かに安い価格で飛行機に乗れる」と思う方がいるかもしれませんが、コスト削減をしているが故のLCCの弱点もあります。

LCCのイマイチな点とは?

①遅延(欠航が多い)
LCCはコスト削減のためギリギリの機材数で運用していることが多いです。ですので朝イチの飛行機が遅延や欠航となった場合、代替機がないのでその後に予定していた便が玉突き的に影響を受けます。
到着時間が遅い便が遅延すると終電を逃す可能性がありますので、計画的にご利用ください。(終電を逃した場合のタクシー代やホテル代などの補填は基本的にありません。)

②チェックイン締め切り時間にシビア
搭乗当日に、所定の時間までにチェックインをしないと問答無用で飛行機に乗れません。
たとえ1分の遅れであろうとスパッと切られます。
特にピーチはWebチェックインがないため、現地の端末でチェックインをする必要があります。
筆者がよく使う関空の7時台は便が集中しており、チェックインに間に合うかヒヤヒヤすることがあるので、ピーチさんにはWebチェックイン機能の導入を願いたいところです。

③キャンセル時に料金が一切返ってこない場合がある
上の方で書いた最低運賃プランの場合、キャンセル時に支払ったお金は一切返ってきません。
ですので、急に予定が悪くなり飛行機に乗れなくなった場合はどのタイミングであっても、戻ってくるお金は0円です。
なお、便変更の場合は追加料金を払えば可能だったり、運賃が高めな代わりにキャンセル保証がついたプランなどもありますので、自分の状況に合ったものを選ぶようにしてください。

④基本的にこども料金がない
LCCは基本的に1席=1人という概念ですので、こども料金の設定が基本的にありません。
例えば大人2人こども2人の場合、こども料金の設定があれば大人3人分の料金で済むところ、LCCはそのまま大人4人分の料金が発生します。
なお、大人の膝の上に乗せる乳児については、座席が発生しないので料金は発生しないことが多いです。

LCCについて まとめ

基本的に運賃が安いLCCですが、反面で短所もあります。
遅延が多いので例えばビジネスなど「この日この時間に着かないと」という場面では向いていないのですが、「少し遅れたり、場合によっては延泊になっても良いかな」くらいのゆるさの場合は圧倒的に安くで旅行ができます。

目的や優先事項をしっかり抑えた上で、LCCのリスクを受け入れられるならとびっきり安くで飛行機に乗って、旅先でリッチに過ごすのも良いかもしれませんね。

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